今年も、北海道でゼミ合宿を行いました。
4年目にして、初日が雨天のため、室内でアドベンチャープログラムを行いました。
いつもより広々とした体育館で、学生たちは思いっきり動いていたような気がします。
他のプログラムに関しては、例年通り、アロニア農家の三浦氏を訪問しました。アロニアジュースの値段あてクイズではピタリ賞が出て、学生がいただいていました。ただ、帰宅した後、ご両親や兄妹の感想はというと・・・
その後は乗田養魚場で、釣りをした後、乗田氏から都会で働くこと、田舎で暮らすことなど、これから迎える就活についての参考になるお話を聞くことができました。
最終日は、二風谷アイヌ文化博物館や萱野茂二風谷アイヌ資料館を見学しました。
今年の学生は、何事にも興味関心が高く、初めての薪割りや火起こし、野外炊事など、積極的かつ協力して取り組んでいました。ぜひ、そのまま秋セメのグループ活動につなげてほしいものです。









~学生のゼミ合宿の感想の一部抜粋~
・この3日間で学んだことは、人間と自然の関係と、協力することの大切さだ。三浦さんや乗田さんのお話を聞いたり、実際屋外で活動したりしてみて、自然を相手に農業を行なったり湧き水や魚に触れたりして、自然は人間の生活に必要不可欠で改めて人間と自然は切っても切り離せない関係だなと思った。また、みんなと協力してノルマをクリアしたり、自分たちでさらに高い目標を設定してクリアしたりしたことで、仲間と協力する大切さを学ぶことができた。とても有意義な3日間だった。
・北海道に行くこと自体が初めてで、日高の地域について知ることができたり、アイヌ民族について詳しく知ることができる場所に行くことができてとても嬉しかった。今回の合宿では普段しないような貴重な体験をすることができてとてもいい経験だった。自分が実際に様々な環境教育を体験して教育の重要さがとてもよくわかった。
・不安から始まった合宿だったが、自然の中での体験や、地域の文化や産業に直接触れたことで、多くの学びや経験を得ることができ、メンバーとも仲良くなれた有意義な時間であったと考える。この二泊三日の期間は、集団で動く大変さもあったが、朝から一緒にご飯を食べて、一緒に活動をして、夜には談笑して、という流れに普段の大学生活では味わえない懐かしさや楽しさがあったと感じる。大学生という今だからこそ、改めてこの経験の良さや意味に気づくことができたように思う。この北海道でのゼミ合宿は、大学生活の中での一番の思い出になった。
・今回の北海道合宿で様々なことを学びそして体験したことでとても貴重であると同時に大変だと感じるところも多くあった。最初のうちは慣れない環境の中での作業という事もあり少しつらく感じることもあった。しかしそのような中で自分たちの手で食事を作ったり、自然の中で過ごしたりする体験には普段の生活では得られない良さがあり、自然の中でこそ感じられる瞬間がありとても心に残っている。
・この研修旅行を終えて、自分は副ゼミ長という立場で、空港での誘導や車の運転、施設での清掃、片付けなどの行動でみんなをまとめることを意識して活動した。実際、責任感という部分で自分自身の成長を感じた。
・この三日間の北海道での合宿を通して、やはり私は都会のビル群より、田舎の自然のほうが好きであるということを改めて実感した。