学校運営協議会の視察

11月14日、中学校の学校運営協議会に参加させていただきました。

協議の内容は、生徒会で靴下の色についての議論があり、その判断材料として地域の人と話したいとのことでした。きっかけは、白の靴下だと汚れが目立って嫌だという意見が生徒からあったようですが、生徒の中でも賛否両論のようで、地域の人に話を聞く機会を設けたようです。今、勉強するうえでまったく関係のない校則に疑問を持つ生徒が多く、校則を作り直す中学校が多いそうです。これについては、刈谷剛彦『学校って何だろう』を見ると、納得します。

その後、授業参観や、学校外での気になる生徒の行動などを地域の人が真剣に議論していました。ただ、中には学校や地域で解決が難しそうなものもあり、日本社会全体で議論する必要があると感じるものもありました。しかしこのように、生徒たちのことを真剣に考えている地域の人がいるということは、人間関係が希薄化している社会において、貴重な存在になっているのではないでしょうか。

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