台風の影響でどうなるかと思いましたが、今年もゼミ合宿を、9月3日~5日で北海道・日高で行いました!
昨年は、節約できるし、一応学生がやりたい!というのでキャンプを行いましたが、想像とは異なるキャンプ(至れり尽くせりなわけがない!)だったようで、疲れてました。今年も行く?と聞いたら、即効拒否してました(苦笑)
今年は、昨年の様子を動画にしてみせたところ、察したのか(苦笑)、キャンプではなく国立青少年自然の家に泊まることにしました。そもそも、くるみちゃんハウスに泊まるには人数が多すぎたので、選択肢がないということもありますが。
コーディネーターは友人である鈴木さん(自然考房)、今年もお世話になりました!
合宿の目的は、野外教育で学生同士のコミュニケーション・協調を培ってもらうのも大きいですが、日高を知り、そこで働くということ、どのような人が働いているのか(Uターン・Iターン)を肌で感じてもらうこと、そしてアイヌ文化に触れることで同じ日本にいながら異なる文化を持つ人がいることを学び、学業だけでなく学生自身の今後の人生の糧になればと思い鈴木さんにお願いしています。
1日目:午後からアドベンチャープログラム、たき火
2日目:午前は、アロニア農家の三浦氏からトマト栽培からアロニアに転換した経緯や、乗田養魚場では昼食のための魚釣りと就職について話を聞きました。ヤマベ(本州ではヤマメ)の唐揚げは絶品!
午後は、くるみちゃんハウスのオーナー横山氏から日高についてのガイド。今年、日高に国立公園ができたそうです。そして夕飯は、ジンギスカン。グループにわかれ、それぞれ好きな具材を買い、個性あるジンギスカン鍋になっていました!
3日目は、二風谷に移動し、NEPKIの山田氏によるガイド。国際学科でもないのと、あまり外に目が向かない(ある意味茨城で全て完結できる)学生にとって、アイヌ文化がどのように見えたのか、気になるところです。
コロナの影響もありますが、恐らく団体での宿泊活動は、これまであまりなかったと思います。自然の家では、ホテルと違い、ご飯や朝食、就寝時間も決められています。声がうるさいと、男子は女子や私に怒られてましたし、朝、小学生と一緒に、国旗掲揚、ラジオ体操なんてやったことがあるのでしょうか(苦笑)?
訪問時は、大雨の影響で水道の水が飲めませんでした。苫小牧から支援してもらったそうです。ただ、自販機やコンビニがあるので、学生は飲料水を購入しており、恐らく問題視していなかったでしょう。家でも水道水を飲まない学生が多いのかもしれません。
野外教育は災害時、普段とは異なる体験や臨機応変に対応する力を育みます。不便な体験こそ、自分たちの力で乗り越える力を育みます。合宿では、絆、協力を学んだ、という学生が多かったですが、仲の良いグループで固まっていることも多く、秋セメで何か変わるのかな?