今年度の卒業論文は、「子ども食堂」、「学童」、「子ども会」と子どもに関するテーマが多かったです。これらの研究の視点は異なりますが、共通項として「子どもの居場所」があるように思います。
そこで、本を読むなら授業のない今でしょ!ということで、最近関わることの多い「コミュニティ・スクール」関連本と、「子どもの居場所」関連本を読んでいました。
そんな時、たまたま小美玉市の「地域×学校 ちょっといい関係推進フォーラム」を見に行った際に、今読んでいる『子ども・若者の居場所と人間形成』の著者、萩原先生のご講演が週末にあるとのこと!
これは行かねば!ということで、急いで読み終えた行ってきました!

講演の前に、令和6年度青少年団体等顕彰を受賞した、以前にも教えてもらっていましたがすっかり忘れていたLCO(Leaders Club Omitama)の表彰と寸劇。子ども会についての卒論にも「リーダー」なるものが出てきましたが、なるほどこのような組織があるのか。ただ、子ども会が機能していないと上部組織なるここにも人は来ないだろうし、機能しないんだろうなぁと今更理解。LCOの活動も気になります。
その後、萩原先生の講義。本を読んでいたのと、学生の事例発表も多く非常にわかりやすかったです。ただ、地域の人にはちょっと難しかったとの声がありましたが。
今年の卒論でも、子ども食堂や学童を扱う予定の学生がいます。「子どもの居場所」が恐らく先行研究になるかもしれませんが、どうなることやら。