毎年3年生は、環境教育・ESDの実践地の視察としてNPOアサザ基金を訪問していましたが、今年は都合がつかず、どうしたものかと探していたところ、卒業生が卒論でお世話になり、比較的近い大洗にあることから、今年は、NPO海の大学を訪問することにしました。
海の大学は、海という自然資源を生かし、町民の方々を講師とした自然体験学習を20年ほど行っていました。しかし、2019年以降、法人や社会の在り方の変化、何よりもコロナ禍で対面での活動が制限され、拠点だった施設も取り壊されたことから、海の大学と同時に運営していたキャンプに力を入れるようになったようです。
海が近いということもあり、キャンプと同時に漁業体験が出来るなど、キャンプ+αが出来るだけでなく、非日常体験であるキャンプは、教育効果だけでなく、最近は防災教育の側面も持っています。
今週、他の授業で大洗を訪問しましたが、30代後半の若手の方々が繋がり、地域を盛り上げようとする動きがあるようです。